こんにちは、「おやじサーファーの生き方戦略」です。
前回の記事では、単身赴任を経てサーフィンを再開したこと、そして現在は隔週ペースで海に通っていることをお伝えしました。
50代の今、体力は落ちた。でも、気持ちはまだ波に向かっている。
そんな僕のような中高年サーファーにとっては、海に行けない日々こそが「伸びしろ」です。
今回は、そんな限られた時間の中でサーフィン上達を目指すために始めた「胸椎ストレッチ」の話です。
パドリング改善、そして思わぬ副産物だった腰痛の軽減――。
50代サーファーの皆さんにこそ届いてほしい、「陸トレ体験記」をどうぞ。
映像で見た自分が、想像以上に猫背だった件
サーフィン歴はそれなり、でもパドリングが遅い、すぐ疲れる、波に置いていかれる――。
そんな悩みを持つ中高年サーファーは、きっと僕だけじゃないはずです。
僕自身も、再開後のサーフィンでしたが、
「前よりちょっと遅いけど、まあまあ漕げてるやろ」と思ってました。
**パドリング中も足を閉じて、胸も反れてる“つもり”**でした。
でもある日、自分の姿をスマホで撮ってもらったんです。
帰宅後、ビール片手にその映像を再生――
「なんやこの猫背パドリングは…」

背中は丸まり、胸も起きてへん。
自分では“それなり”にできてると思っていたパドリングが、実は「進まないフォームの教科書」やったとは…。
自分のイメージと現実のギャップに、かなりショックを受けました。
胸椎ってどこやねん?からの、人生初のストレッチ探求
「どうしたら、もっと楽にパドルできるんやろか…」
そんなことを考えながらサーフィンのパドリング改善トレーニング動画を漁っていたある日、
プロサーファー(森下波瑠さん)の陸トレ動画に出会いました。

で、見てみたら――なんか違和感。
というのも、ストレッチでやっているヨガのアップドッグの胸の反りのエグさ
ほぼ90°、垂直やん!!
腕立て伏せの状態から、上半身を反らして胸をぐいーっと張る、あのポーズ。
「こんなに反れるんか?」と思いながらマネしてみたら、案の定ムリ!腰しか痛くない!
「これはもう構造的にアカンのやな…」と落ち込む中、調べていくうちに出会ったキーワードが
“胸椎の柔軟性”。
そこでようやく気づいたんです。
「胸椎」が反れてないせいで、腰で代わりに無理して反ってたんやと。
そこからは「胸椎 ストレッチ」「胸椎 反らす」などで情報を集めて、寝る前に胸椎ストレッチを始めました。
とりあえず毎晩ストレッチ。信じる者は腰も救う
最初はもう、笑うぐらい体が動かなかったです。
胸椎を反らすつもりが、腰がギシギシ鳴って、肩がつって、謎の筋肉が悲鳴を上げる。
あれはストレッチというより“罰ゲーム”でした。
たった10分のストレッチで、終わった後、しばらく起き上がれなかった日もありました。
(マットの上で放心してるおっさん、家族の誰も声かけてくれませんでした)
でも、それでも続けてみたんです。寝る前だけって決めて。
そしたら1週間、2週間と経つにつれ、少しずつ、ほんの少しずつ「反れる感覚」が出てきて
森下プロには遠く及びませんが、半年でこれくらい変わってきました。

気づけば、パドリングも前よりラクに起き上がれるようになってる。
パドリングだけやない、腰にも効いてきた!
そして意外だったのが、サーフィン後の腰痛がなくなったこと。
これ、当初はまったく想定していませんでした。
でもよくよく考えたら、原因はおそらく――
今までは胸が反れないぶん、無理に腰を軸にして反ってたんですね。
そら、腰も悲鳴あげるわけです。
でも胸椎ストレッチを続けていくうちに、胸まわりの柔軟性が少しずつ出てきて、ちゃんと“胸で反る”動きができるように。
結果、腰への負担が減って、あのズーンとした重さが消えていったんです。
50代、筋トレも大事かもしれないけど、まずは柔軟性のが先やなと。
まとめ:「隔週やけど、上達はあきらめへん」
海に行けるのは隔週。
年齢は50代。
体力は下り坂。
隔週サーフィンでも、50代でも、上達はできる。
いや、だからこそ、日常の身体づくり=陸トレが重要なんやと思います。
胸椎ストレッチ、正直ナメてました。
でも続けてみたら、フォーム改善・パドリング効率アップ・腰痛対策までついてきた。
次はインナーマッスル強化にも挑戦してみようかと思ってます。
“おやじサーファーの進化”、まだまだ続きます!
おまけ
このブログでは、今後も「隔週でも上達したいサーファー」のためのストレッチ・陸トレ・体づくり情報を発信していきます。
「こんなストレッチ効いたよ!」とか
「俺も腰やられてた!」とか
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